ハロウィン
ハロウィンの由来
◇元はケルト人のお祭り
ハロウィンはキリスト教の行事だと思っていましたが、実は違うんです。ハロウィンはアイルランドやスコットランドに住んでいたケルト人が信仰していたドルイド教に起源があります。
ドルイド教では季節を2つに分けて考えていました。冬は11月〜5月、夏は6月〜10月で、11月1日は新年最初の日(サムハイン祭と呼ばれた)でした。この日は「夏の終わり=新年の訪れ」であり、前日の10月31日は大晦日にあたりました。
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サムハイン祭には神々の世界が人間に見えるようになり、神々は人間にいたずらをすると考えられていました。 魔女や悪霊の力も大きくなると考えられたので、悪魔、悪霊から身を守るために巨大な焚き火をしたり、顔を墨で黒く塗ったりしてました。また、10月31日の夜には先祖の霊が帰ってきてくると考えられていたため死者にお供え物もし、1年の収穫を神に感謝する祝いの宴をしたりしました。 ハロウィンはこれから来る冬や暗闇への畏怖、先祖崇拝、収穫祭の3つが重なったお祭りだったのでした。 |
Mickey's Haunted House /\16,590 |
このようなケルト人のお祭りはキリスト教の諸聖人を祀る前夜祭と重ねられるようになり、834年に11月1日を万聖節、988年に11月2日を万霊節と呼ぶようになりました。ハロウィンはキリスト教会の暦には入らない行事ですが、北米や英語圏を中心とした地域に人気のある記念日となっています
◇いたずらの由来
アメリカではおばけなどに変装した子どもたちが「Trick or Treat!」と叫んでいたずらしますが、これは、19世紀後半のアイルランドで若者が集団で行っていた悪ふざけに由来しており、アメリカに渡ったアイルランド移民がこれを伝えて今のようになりました。
◇かぼちゃの由来
ハロウィンにはカボチャのお面やカボチャのちょうちんがつきもの。この提灯、Jack-o'lantern(ジャック・オ・ランタン)といって、アイルランドの伝説に由来しています。
その昔、けちで人をだましてばかりいるジャックと呼ばれる男がいました。
ジャックは悪魔と出合った時に命を奪われそうになりますが、ジャックは悪魔さえもだまして生き延びます。そして月日を経てジャックは歳を取って死に天国に向かうのですが、生前の行いが悪かったので、地獄へ送られてしまいます。
その地獄で以前ジャックがだました悪魔に出会い、「お前の命は取らないと約束したのだから地獄には入れられない」と言われ、天国にも地獄へもジャックは行くことができなくなり、カブでできた提灯を持たされて、もと来た暗い道を延々とさ迷い続けることになりました。
この提灯がジャック・オ・ランタン(ちょうちんのジャック)と呼ばれるようになり、悪霊を追い払うためのシンボルとなりました。
またアイルランド人がアメリカに移住したとき、アメリカではカボチャがたくさん採れるため、カブより大きなカボチャが使われるようになりました。

