土用の丑の日
〜鰻を食べて夏を乗り切ろう!〜
うなぎ豆知識
うなぎの名前
うなぎは昔はムナギと呼ばれていました。胸が黄色いから「胸黄」。「ムナギ」が転じて「うなぎ」になったそうです。
また、家の棟木(むなぎ)に形が似ていることから「むなぎ」と呼んだ、という説もあります。
うなぎの栄養価
うなぎはビタミンやたんぱく質、ミネラルが豊富で栄養価の高い食べ物です。
特に、うなぎに多く含まれるビタミンB1は、体の筋肉や神経の動きを助ける働きがあります。
このビタミンB1は水に溶けやすく、熱には弱いため、夏になると汗と一緒に体から出て行ってしまいます。ビタミンB1が足りなくなると筋肉や神経を助けることができなくなるため、私たちは疲れを感じ、"夏バテ"になってしまうのです。
このことからも「うなぎを食べて精を出す」というのも納得ですよね。
ちなみに、万葉の頃には既に精の付く食べ物として鰻が食べられていました。万葉集には以下のような歌も詠まれています。
| 石麻呂に 吾もの申す 夏痩せに 良しという物ぞ 武奈伎(うなぎ)獲り食(め)せ |
| 訳:夏バテ気味の吉田石麻呂よ、うなぎでも食べて栄養をつけなさい。 |
| 万葉集:大伴家持 |
うなぎの生態
うなぎの生態は実はよくわかっていないらしいのですが、成長によって住む場所などが違うんだそうです(知らなかった!)。
うなぎは深海(!)で産卵するんだそうです。日本産のうなぎ(日本に戻ってくるうなぎ)は台湾東方から沖縄のあたりの海か、フィリピン海溝付近の海で産卵しているらしいです。
卵から孵ると、柳の葉のような形をした透明な小魚になり、海流に乗って日本近海まで流されてきます。
そして日本の沿岸付近に来るとシラス稚魚となります。養殖はこのシラス稚魚になったものを捕まえて育てるのだそうです。養殖って最初から養殖場で卵を孵して育ててるのかと思っていましたが、違ってたんですね。^^;
河口から川を上って川や湖に落ち着いたうなぎは5年から12年をそこで過ごし、産卵のためにまた川を下っていきます。
