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さくら豆知識
桜の種類
桜の種類を認識してお花見をすることはあまりないけれど、ちょっとここでお勉強。
桜は大きく分けて、自生の山桜と栽培種の里桜の2つに分れます。
山桜は以下の12種類。
- ヤマザクラ
- オオヤマザクラ
- カスミザクラ
- オオシマザクラ
- マメザクラ
- ミネザクラ
- チョウジザクラ
- エドヒガン
- ミヤマザクラ
- カンヒザクラ
- シナミザクラ
- ヒマラヤザクラ
里桜は上記山桜の自然交配や園芸用に開発された品種などで、'染井吉野'は里桜にあたります。この里桜の数は現在、実に300種類以上に上るそう!実際、図鑑で見ても名前は違えど見た目はどこが違うんだろう?っていう桜がたくさんありました。
桜の種類について興味津々になってしまった方はぜひ右側の「桜の関連サイト」コーナーに掲載している各サイトの図鑑を参考にしてみてくださいね。
桜の香り
そういえば、桜って香りがありましたっけ?思い出せない……
ということで調べてみたら、やはり、一般には「桜には香りはない」と思っている人の方が多いようです。実際にヤマザクラやエドヒガン、'染井吉野'の花には香りはないんですって。
ですが、「香りのある桜もあることはある」そうです。
香りの成分はクマリンというもので、桜餅に使われるオオシマザクラの塩漬けにされた葉の香りと同じがするそうです。
オオシマザクラは咲いた直後は桜餅の匂いがすることが多いとか。
特に香りが強い種類は'駿河台匂(するがだいにおい)'や'上匂(じょうにおい)'という品種で、匂いが強いだけあって、品種名にまで"匂"が入っちゃってます。
他に'天の川'や'有明'といった品種にも花が香るものがあるそうです。
ちなみに、写真は、化粧品メーカー GUERLAIN(ゲラン)のフレグランス、"チェリーブロッサム"シリーズ。'染井吉野'や'八重桜'をイメージした香り、ということですが、実際に使われている香りはオオシマザクラとか他の桜かもしれませんね。
アメリカに渡った桜
春になるとアメリカ・ワシントンDCにあるポトマック公園の桜の話題がテレビのニュースで流れます。
この桜は、1912年に東京市長尾崎行雄により日米の有効を深めるため贈られました。
ワシントン市とニューヨーク州へそれぞれ12種類('有明'、'一葉'、'関山'、'御衣黄'、'上香'、'白雪'、'駿河台匂'、'染井吉野'、'滝匂'、'福禄寿'、'普賢象'、'御車返')3,000本が贈られたそうです。
その後、ニューヨーク州の桜は枯れてしまいましたが、ワシントンDCの桜は現在'染井吉野'と'関山'を中心に3,700本が健在で、桜が咲く時期には大々的に桜祭りが開かれ、世界中から毎年70万人以上もの観光客が桜の見物に訪れるそうです。